1019g生まれの記録

日本で1人の超希少遺伝子疾患持ちの息子のメモ。2ヶ月早産の医ケア児です。

通院のため!ペーパードライバー講習を受けた話

ペーパードライバー歴12年。

免許を取った日から一切乗っていません。

ブレーキが利かなくなって衝突して死ぬ夢をよく見ていましたが、それもなくなって数年。

アクセルとブレーキって右左どっち?

そもそも実技試験に4回落ちて「人格の問題」って言われた過去あり。

 

そんな私がなぜかペーパードライバー講習を受けたかというと、

毎日の面会に公共交通機関を使って行く恐怖が、運転をする恐怖に勝ったから。

病院に感染症を持ち込んだら我が子だけでなく、他の子供たち親たち、働いている人たちにも迷惑をかけてしまう。。そんなことは避けたい。

 

今はコロナのせいで近くの教習所はペーパードライバー講習を中止していたので、出張講習を選びました。

 

講習は3時間×2日の計6時間。

理由は、いくつかの講師派遣サイトを見比べて、6時間運転すれば10年ペーパーだった人でも大体は運転できるようになると書いてあったから。

2日に分けることで、復習して落ち着いて2回目に臨めるようなスケジュールのものを選びました。

これで正解だったと思う。

 

当日の流れは、講師が教習車で自宅まで来てくれて、まずは座席の合わせ方や基本操作を10分くらい確認。

あとは運転席に移動して、早速運転!

近場の落ち着いた場所をぐるぐる、慣れてきたらこちらの希望のコース 私は自宅から病院までの行き帰りと車庫入れを見てもらいました。

2日目はまた病院の行き帰り、駐車を集中的に。

 

講師曰く、教習所だと1コマ50分以内に教習所へ戻って来ないといけないから受講者が行きたいコースを周れないことが多い。その点出張講習はたっぷり時間があるのでしっかり確認したいコースを走ることができる、と。なるほど。

 

コロナ対策もしっかりしていて、お互い手とハンドルの消毒、窓開けでやってくれたので安心して受けることができました。

 

久しぶりの運転。

緊張と焦りで体がガチガチに。

1日目の終わりにはぼっさり疲れて船酔いのような感覚になりましたが、その後1日空けたことで2日目の講習は落ち着いて受けることができました。

これ1日6時間とか8時間とか1回完結の講習にしてたら心臓が縮み上がって痩せ細って消えてたと思う。

 

そして....この2日のおかげで、ちゃんと自力で運転できるようになりました!

独り立ちして10日程は心臓バクバクでしたが、その後は楽しむ余裕も出ました。

 

最初は運転が本当に怖かったけど、勇気を出して講師を受けてよかったです。

こんな私ができたから悩んでる人には頑張れ!って言いたい。

 

母心は12年のペーパー歴を超える。

以上でした。